第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その1




提婆達多品
(画像参照)


第12章、提婆達多品の教えです。


◎悪人成仏と女人成仏

この堤婆達多品では「法華経」の弘通に力を尽くすものがどんな素晴らしい功徳を得ることができるか、というのを堤婆達多の成仏と竜女の成仏の二つをあげて説くのである。

堤婆の成仏は「悪人成仏」の例として、竜女の成仏は「女人(にょにん)成仏」の例として古来から有名である。
堤婆は釈尊とその一門に対して絶えず迫害を加え、仏法を広めることに妨害を加えた悪人であるから地獄へ落ちるのが当り前であるのに、この堤婆ですら成仏できると説いたのはまことに驚くべきことである。

堤婆は仏法を迫害する悪魔であり、魔王であった。
悪魔や魔王は憎いと思うのが我々の普通の常識である。
しかし、悪魔の妨げによって自分自身が強く磨かれていくのもまた事実である。

この堤婆達多の後に続いて竜王の女(むすめ)である竜女の成仏が説かれている。女人は男子に及ばないばかりか、罪の深いものであると昔は信じられていた。
先に舎利弗(しゃりほつ)や迦葉(かしょう)が仏の保証を与えられたが、彼らは仏弟子であり、長い間にわたって修行をつづけてきた人だったので、成仏できるといわれても当然なことであると思われるが、この「堤婆達多品」では8歳の「竜女」でも成仏できることを明らかにしたのである。

竜女は文殊師利菩薩に従って「法華経」を学んだにすぎない。
この一少女が成仏したことによって、人々は信仰の世界の上では男女の別とか、長幼の別とかいうことが全くないことを知ったのである

男であろうと、女であろうと、ただひたすらに仏の教えを信じ実行してゆけば必ず成仏できることを知ったのである

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  



 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その2



提婆達多2
画像参照


堤婆の五逆罪(その1)

仏はお説きになった。
自分は昔から「法華経」を求めてきたが、国王となって人々を救おうとした。法を求めるために王の位を捨て、政治を太子に任せてしまった。自分に本当の教えを説いてくれる人はいないであろうか。
もし、そのようなひとがいれば、自分は一生涯その人の召使になって何でもしてやりたい。と、真実の教えを求めたのである。

そのとき、阿私仙人という仙人が来て、自分は「法華経」の教えをよく知っている。
自分の言うことにそむかず、自分の言うとおりにどんなことでもやるならば、その教えを説いて聞かせようといった。
王は喜びそんなに尊い教えがあるならば自分も実行したいと言って仙人に従って身の回りの世話をした。
長い間お仕えしても決して飽きることがなかった。

それはただ大法のためであった。しかも大法を求めるのはあらゆる衆生のためであった。
普通の人なら国王となり位人臣を極めれば満足するが、それは私利私欲からでた満足であった。
この国王は国王の位を譲って仙人について教えを求めたのであった。

その時の国王とは仏御自身のことであり、その時の仙人とは堤婆達多であった。
堤婆達多は釈尊のいとこであり、彼の弟は多聞第一と称せられた「阿難」であった。
堤婆達多は幼少のころから釈尊の競争者であり、釈尊が耶輸陀羅(やしゅだら)を妃として迎えたがこの耶輸陀羅に思いをかけていたのが堤婆達多だった。

堤婆達多は後に出家したが阿闍世王(あじゃせおう)をそそのかして、大逆を起こさせたり、釈尊の身に危害を与えようとしたりした。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  



第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その3



提婆達多品2
釈迦尊に対する提婆達多の妬みはつづいた.........



◎仏法には最も重い罪として五逆罪(ごぎゃくざい)というものがある。

一には父を殺し、二には母を殺し、三には阿羅漢を殺し、四には和合僧(わごうそう)を破り、五には仏身より血を出す。

の五つであり、この五逆罪を犯した者は無間地獄(むげんじごく)に堕ちるものとされている。この五逆罪のうち提婆達多は三つを犯した。第三の阿羅漢を殺しというのは蓮華比丘を殺したのである。
蓮華比丘が提婆達多にたいして、
「仏法に敵対し、仏法の流布を妨害するほど大きな罪はない。汝は速やかに懺悔して仏に罪をわびなくてはならない。」
と意見して提婆達多に殴り殺されたのである。

第四の和合僧を破ったこととは、提婆達多ひとたび仏弟子となりながら、のちに師に背いて独立し、仏教教団を攪乱したのが僧の和合を破ったことになる。

第五の仏身より血を出すとは、大石を落下させて釈尊指に傷を負わせたことを指す。このような五逆罪の三つまでも犯した提婆達多はさらに阿闍梨王をそそのかしてその父を殺させたり、仏弟子に迫害を加えさせたりしている。

釈尊はこの提婆達多を善知識と呼んだ。この大悪人を少しも憎むことなく、善知識と呼んだのであった。自分は提婆達多のような善い友人を持ったから道力が備わったのである、と感謝しているのである。仏が悟りを開き、あまねく衆生を救うことが出来るようになったのも、善知識である提婆達多のおかげであるというのである

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  



第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その4



提婆達多品3
(画像参照)



◎心に善悪なし

悪人である 堤婆達多も長い年月を過ぎると いつかは仏の境涯に達することができる。

悪に強いものは善にも強い。 
ひとたび善に向かえば必ず素晴らしい成果を生むことができる。
 堤婆が仏道を完成して住む世界は「天道(てんどう)」と言われ 堤婆は「天王仏」となって十二中劫(ちゅうごう)の長きにわたって衆生のために優れた教えをお説きになるであろう。

ガンジス河の砂ほどもある衆生がこの教えを聞いて、まず自分だけが救われるという阿羅漢の悟りを得ることができ、さらに十二因縁によって無情の通りを知る縁覚の悟りを得ることができ、さらに無上道の心を起こし、不退転に住することができる。
不退転というのはもとに戻らないことである。逆戻りしないということであり天王仏の教えによって救われる多くの衆生が出てくるのである。

無逆無道を尽くした 堤婆達多は、過去世においては釈尊に「法華経」の教えを説いてくれた阿私仙人であった。
堤婆はこの世において十二年のあいだ仏行の修行をしたが、悪逆無道の行いをやってしまった。

しかし、 堤婆達多という人は優れた能力を持っていた。悪にも強いが善にも強い。
それ以上にひたすら一つのことに本当に力を打ち込む人であった。

この堤婆が、この持てる全力で仏法を誹謗した力が、そのまま仏法を守り仏法を広めるエネルギーに転化したのであった

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  




第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その5


提婆達多5>
悪縁により悪人に堕ちた提婆達多。(画像参照)



◎心に善悪なし(その2)

仏は続いて人々にお告げになった。未来の世の中において妙法蓮華経の「提婆達多品」の教えを聞いて、清らかな気持ちでこの教えを信じ、全く疑惑を持たないものは地獄に堕ちることはなく、必ず仏の前に生まれることが出来る。もし人間が天上界の中に生れることが出来ればすぐれた楽しみを受けるだろう。

人間の心には本来悪意はない。このことを「正法眼蔵随聞記」は次のように説く。

「人の心本(もと)より善悪なし。善悪は縁に従っておこる。たとえば、発心して山林に入るとき、林下は善し。人間は悪と覚ゆ。また、退屈の心にして山林を出るときは山林は悪しと覚ゆ。これすなわち決定して心に定相なし。縁に従って兎も角もなるなり。ゆえに縁に逢えば快くなり、悪縁に逢えば心悪しく(あしく)なるなり。わがこころ本より悪しと思うことなかれ。ただ善縁に従うべきなり。

道元のこの教えは「提婆達多品」の教えを理解するためにも極めて重要である。心には本来悪意がなく、絶対的な善人も絶対的な悪人もいない。善心になるのも、悪心をおこすのもすべては縁による。善縁に合えば心が良くなるが、悪縁にあえば心は悪くなる。提婆が五逆罪を犯したのは悪縁にあったからにすぎないのである。

この悪人、提婆もひとたび仏法を広める側に立てば未来には天王仏になることが出来る。提婆が過去世において釈尊に教えを説いた仙人であったのも、過去世における善縁によるからである。

人間には決定的な悪人はいない。仏教では人間の心に善悪なし。ただし縁に従って起きると説き、しかもそれを現世のみに限らないで、三世にわたった縁を考えるのである。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  



第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その6



提婆達多品6
文殊師利菩薩が現れる(画像参照)



◎海中の説法

この提婆達多品ではどんな人間でも仏になれるということを力強く主張しているのであり、その前半においては提婆のような悪人でも未来において成仏できると解き明かし、ついで卑しい女である「竜女」でも仏になれることを説き、一切衆生どんな人でも仏になれることを人々に信じさせようとしている。

多宝塔に中におられる多宝仏の家来に智積(ちしゃく)菩薩という人がいた。この智積菩薩が多宝仏に言われた。
「多宝仏さまはお釈迦様の教えが真実であることを証明するためにこの娑婆世界に現れました。その任務は済んだから、もう本土にお帰りになってはいかがでしょうか。」と。

そのとき釈迦牟尼仏は智積菩薩に向かって「しばらくおまちなさい」といわれた。
女人でも成仏できるという実例を智積菩薩に示さなければならないので、おひきとめになったのである。

ここには自分の教えを長らく受けている文殊師利菩薩がおられる。その菩薩に会って仏法について語り合い、そのあとで帰ればよいではないかと言われたのである。

そのとき、文殊師利菩薩はどんな様子であったか。文殊菩薩は大きな蓮の華に乗って現れてきた。
文殊は竜宮からきて霊鷲山(りょうじゅせん)に詣でて、多宝物と釈迦仏の二人の前で礼拝し、智積菩薩の所にいって、あいさつを交わして控えていた。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
  



 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その7



提婆達多品7
法華経はお釈迦様の真実の教えです(画像イメージ)


◎海中の説法(その2)

智積(ちしゃく)菩薩は文殊菩薩に聞いた。
「あなたは竜宮に行って教えを説いていられたというが、あなたが教化した人はどのくらいいますか。」
と。文殊は答えた。
あまりにその数が多いので数えあげることはできません。口でも語ることが出来ませんし、心で推し量ることもできません。ちょっと待ってください。ここにその証をお見せしましょう。」
文殊の言葉が終わるや否や、無数の菩薩が美しい蓮の華に乗って海から湧き出て霊鷲山(りょうじゅうせん)にお参りして虚空(こくう)にとまった。

もともと声聞であった人は虚空の中で声聞の教えを説いていたが、やがて大乗の空(空)の教えを修業するようになった。
大乗の空の教えを修業することは、菩薩としての平等の慈悲心と智慧を備えてきたことを意味する。文殊は智積に言った。
「海の中の竜宮で人々を教化したのはこのような教え子です。」
智積菩薩は偈文でもって、文殊菩薩をほめたたえた。
「知恵を備え、勇敢にして倦(う)むことなく教えを説く文殊菩薩は、数えきれない人々をお救いになった。大勢の人々の前で自分もはっきりとそのことを見ることが出来た。真実の通理を説き、一乗の教えを解き明かし、多くの人々を導いて速やかに悟りに入らせたのは、実に文殊菩薩あなた様であります。」と。

文殊菩薩は智積菩薩からこのように褒められると、自分はただ「妙法蓮華経」の教えを竜宮で説いたに過ぎないのです「妙法蓮華経」はお釈迦様の真実の教えであるが、自分はただその教えを説いただけである、と答えたのである。

そこで、智積菩薩はさらに文殊へ質問する。
「このお経は大変に意味が深くて普通の人間には理解できないものです。それは書経の宝であり、まれにしか存在しないものです。この教えを人々が一生懸命に修業すれば必ず仏になれるでしょう。」と。
智積菩薩は半信半疑であった。文殊菩薩は智積菩薩に対して確固たる証拠を見せなければならなかった。「法華経」の教えによって修業すれば、どんな人でも成仏できるという証拠を示す必要に迫られた。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その8




一眼の亀
法華経と出会えることは※一眼の亀浮木に逢えるが如し。


※一眼の亀浮木に逢えるが如し(いちげんのかめふぼくにあえるがごとし) .......... 大海上の流木の一つの孔を片方しか見えない亀が見つけ出すことは、ほとんど不可能に近い。それと同じく法華経に出会える機会は、千載の一遇なのである。


◎竜女の讃嘆(さんたん)

この智積菩薩の質問に対して、文殊菩薩は立派な実例をあげる。
それは沙掲羅(しゃかつら)竜王の女(娘)の竜女のことである。
この竜女は8歳になったばかりであった。深い知恵をそなえており、教えを聞く人の性格や能力をよく理解し、それにふさわしい教えを与えることができた。
そして多くの人々を感化して善行をいっそう増長させ、悪行をやめさせたりする利他行にも長じていた。

「衆生を慈念することなお、赤子(しゃくし)の如し」とあるのは重要である。
母親が赤子を見るときこそ本当の慈悲である。あらゆる人々の苦しみを救おうという願いは、この慈悲心からでてくる。
しかもこ竜女は「志意和雅(しいわげ)」であるというから心持ちが穏やかで、人に逆らうということをしない。

このように竜女がわずかに8歳ではあるが、仏の教えを修業して立派に成仏できたことを説明したが、智積菩薩はまだ十分に納得できなかった。
智積菩薩は仏になるということがどんなに難しいしいことであるかを力説する。
智積菩薩は文殊の言うことが信用できない。

竜女が「法華経」の教えを聞いて仏になれたというが、釈迦牟尼仏の難行苦行と比べてそう簡単に成仏できるはずがないと考えたのである。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その9



竜女2
仏の教えを聞いて悟りを開くことは神様だけが証知してくださる
 



竜女の讃歎(さんたん)その2

文殊と智積(ちしゃく)の二人の菩薩がこういっているうちに、竜王の女(むすめ)がたちまち御前にあらわれて、お釈迦様に対し礼拝し一方の隅に立った。自分の力で悟ったのではなく、仏のお力で悟らせていただいたのである、という気持ちがあるから、竜女は何も言わないで立ったままであった。その気持ちをあらわしながら偈文(げもん)をもって仏を讃歎した。

仏は「深く罪福の相に達して、あまねく十方を照らしたもう」とあるが、仏はどんなことをすればひとは罪になるのか、どんなことをすれば人を幸福にできるのかということをよく知っておられる。仏は人々の罪福の真相を見ておられる。そのうえあまねく全世界を照らしてあらゆる人間を救ってくれる。竜王や鬼人でさえも仏様に帰依し奉るのである。

仏の教えを聞いて悟りを開くことは神様だけが証知してくださるものである
ここに。「唯だ(ただ)仏のみ当(まさ)に証知したもうべし」とあるのは力強い。智積菩薩は半信半疑であっても、竜女が成仏したことは仏さまが親しくお認めになっていることである。仏様さえ知っていてくれたならば、そこに無限の力が湧き出るのである。

続きは次回…

法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その10


インド
インドの昔には女は男より劣っており、穢れたものとする見方があった。
 


◎女人の罪

その時であった。舎利弗は竜女に向かって言った。
「お前さんは大した時間を掛けないで、仏と同じ悟りを得たというが、そんなことは信じられない。」と。
舎利弗は仏弟子となって30年も40年もの長い間修行を続けてきてやっと悟りを開いたのである。
しかもまだ仏と同じ悟りを得ていないのに、若い竜王の女が自分は仏と同じ悟りを得られたといのであるから、信用できないと思うのは当然のことである。

そこで舎利弗はその理由を明らかにする。女というものは穢れ(けがれ)ているから仏になれないものである。
インドの昔には女は男より劣っており、穢れたものとする見方があった。
舎利弗はその常識を言ったまでである。

そこで舎利弗もまた「女身は垢穢(くえ)にして是れ法器にあらず」と言ったのであった。
女というものは仏になれない、悟りを得ることもできない、と考えたのである。

続きは次回…


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その11



提婆達多品その2
法華経は女性を軽視しない。


◎女人の罪(その2)

舎利弗は自分の思うとおりに言った。
女というものは穢(けが)れているから、仏の悟りを得られるはずがない。仏道は遥か彼方にあるものであるから、長い間の苦行によって初めて完成できるものであり、年の若い女が短い間の修行で仏と同じになれるということは到底信じられないといったのである。

舎利弗はさらに女人には五つの障りがあるという。五つの障りとは、第一に梵天王(ぼんてんのう)という天上界の王様となることはできない。さらに帝釈天にも魔王にも転輪聖王(てんりんじょうのう)にも仏身にもなることができないという。梵天王はいっさいの欲望を離れた清浄な王様であり、帝釈天は護法の神であり、多くの悪魔を支配するのが魔王であり、偉大なる帝王が転輪聖王であるが、女人はこれらのどれにもなることができない、とインドの古い言い伝えがある。その伝説をこの「法華経」に採用しこのように記したのである。

あらゆる世界中の支配者に女はなれないというのであるから、まして仏身になれるはずはないことになる。舎利弗は結論してどうして女が成仏できるであろうか、絶対に成仏できるわけがないと断定したのであった。

続きは次回…


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 
 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その12



神通力
法華経には不思議な力あり!




◎畜生も成仏できる

舎利弗が女人は成仏できないといった時であった。
竜女は自分が身に着けていた宝珠を黙って仏様にさしあげた。その宝珠は世界のあらゆる宝に匹敵するほど立派な宝であった。仏はそれをお受けになった。

仏がだまって宝珠を受けたのは竜女の心と仏の心とが一つに通じ合っていたからであった
宝珠を仏にさしあげたのは竜女が仏の恩を感じたからであった。

竜女は智積(ちしゃく)菩薩と舎利弗尊者の二人に言った。
「自分は今宝珠を仏さまに献上したが、仏様は即座にお受け取りになったかどうか」と。
智積と舎利弗は言った。
「仏さまはすぐにお受け取りになられました。」と。

そこで竜女は言った。
「自分が修業を積んで仏になったことを、あなた方の神通力でとくとみてください。私が仏さまに即座に宝珠を差し上げたよりもいっそう速やかに自分が成仏した事実をここに現して見せましょう」


大勢の人々は竜女の言葉を聞いて目を凝らした…

続きは次回…


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 
  

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その13


御縁

今世、ハンディキャップを背負ったものでも法華経と縁があれば必ず成仏できる。



◎畜生も成仏できる(その2)

すべての人々の目は竜女の姿に凝集した。竜女の姿はたちまちのうちに男子になった。男の姿になった竜女は菩薩となって南方の無垢世界へといき、美しい蓮華の上に座り仏と同じ悟りを得て仏の特相をそなえ一切の人々のために優れた教えを演説した。
畜生界に生まれた竜女であり、しかも女人の身でありながら『法華経』の教えを行じたために、ついに浄土に生まれることができたのである。

舎利弗は竜女の成仏を疑っていた。しかるに竜女は今や大衆の目の前で成仏したのだ。誰の目にも竜女の成仏が見えた。
疑いは一瞬の間に消えた「法華経」の教えを信じ、菩薩の修業をするものは畜生であろうと女人であろうと必ず成仏できることを実証させたのである。

この竜女成仏は我々に三つの大切なことを教えてくれる。
第一には人間以外のものでも生命があるものはどんなものでも仏になれること。
第二には女人であっても男子と同様に仏になれること。
第三にたとい年齢の若いものでも信ずる力さえあれば仏になれること。
を、教えてくれる。

竜女は畜生道の生まれであり、しかも女人である。
このようなハンディキャップを背負ったものでも必ず成仏できることを教えてくれたのが、竜女の成仏である。

竜女の竜は竜を信奉する部族原住民を象徴的に表すのかもしれない。
となると、竜神を祀る種族も仏教を奉じるようになったことを暗示しているのかもしれない。


続きは次回…


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


 
PS, コメントをいただきましたcakeさん。 ホームページの方から白蓮堂のメールアドレスにいただければお返事いたします。 

第12章 堤婆達多品(だいばだったほん)その14



道2

男も女も一途に真剣にひたすらに道を求めたときのみ、男女の差別はない
 


◎求道(ぐどう)の男女に差別なし

竜女の成仏のありさまをみた大勢の人々は、竜女が仏となってあらゆる人々に教えを説いているのを見て歓喜した。
竜女でさえも成仏できたのだ。誰もが修業すれば必ず仏になれることが見事に証拠だてられたために、歓喜しないではいられなかった。

その時たくさの衆生は教えを聞いて悟りを開き、信心が決定して元へ戻ることはなくなった。
多くの衆生が修業すれば必ず仏になれるという保証をもらった。竜女が説法している無垢世界は、六度にわたって揺れ動いた。大地もまた感動したのであった。

娑婆世界の三千の衆生はこの状況を見て、われわれもまた発心して修業すれば、成仏できるという保証を得たのであった。竜女の成仏を見て大いなる自信と希望を持ったのであった。

竜女の成仏に疑問を抱いていた智積菩薩も舎利弗も、今や厳然たる一事実を間の前にして、一言も発することなく、これを信じたのであった。
求道の上に男女の区別は全くない。現在でいえば、仕事の出来、不出来、能力の優劣のみが問題であって、男女を差別することはあってはならない。

竜女成仏は単に男女が平等であるなどと言っているのではない。男も女も一途に真剣にひたすらに道を求めたときのみ男女の差別はないと言っているのであって、安易な甘えた平等など毛筋ほども言っていないことを明記しなければならぬ

次回からいよいよ、第13章 勧持品(かんじほん)に入ります。


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


   
プロフィール

白蓮の香り

Author:白蓮の香り
白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。神界、霊界、人間界(魂.心.肉体)は綿密に繋がっています。少しでも多くの人々に真実を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨本物の法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

カテゴリ
最新記事
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
訪問者
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ランキング
ことわざ
Powered by www.seiku.net
白蓮堂からのことば!
仏像
トライしてみて!
誕生日占い
相性占い!
QRコード
QR