法華経に関わる、こぼれ話 その1



2017 5 14

法華経の中に絶対性を見い出すことができたら、奇跡を起こすことも可能になります。



◎法華経霊力の秘密 ........... 法華経にはなぜ、あれほどの霊力が込められているのか。

法華経の第一人者と言えば、日蓮聖人です。日蓮聖人にまつわるお話はいろいろありますが、霊力ということに関しましては、真言律宗のお坊さんと霊力比べをした話が有名です。

「日蓮、お前は大層な通力の持ち主だそうだが、わしと通力の競争をしよう」 「よし、受けて立とう」 通力に関しては当代随一といわれる真言行者がおりまして、日蓮聖人に対決を申し込んだわけです。

「ウワーッ!」 と叫ぶと同時に、巨大な岩石を空間にブワーッと上げたのです。バカでかい岩がふわふわと空間に浮かんでいる。これを普通の人が見たら、「ウワーッ、凄い念力だ」 と腰を抜かしてしまうでしょう。

ところが日蓮聖人、「ほー、ふぅーん」 と言うだけで、驚く素振りなどまったくありません。そして、泰然自若(たいぜんじじゃく)としたまま、「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」 と唱えますと、その岩がピタッと空間に止まった

「今度はあなたの番だ。あの岩を地面に下してごらんなさい」 と日蓮聖人がその真言律宗の行者にいいました。「何をバカなことを。そんなのはいとも簡単なことじゃ」

真言律宗の行者、自信満々に呪文を唱え始めた。ところが、岩は空間にピタッと止まったままで微動だにせずしません。「うーむ、それならば、ガーッ、ガーッ!」 と、脂汗をダラダラ出しながら、あらゆる呪文を唱えたものの、やはり効き目がありません。何度やっても、浮かんだままです。

考えてみたら、空間に浮かんでいる岩石を地面に下すより、浮かんだままの状態を保つほうがずっと大変です。それでもその真言律宗のお坊さんはまるで歯が立たなかったわけです。「恐れ入りました。私の負けです」

「うん、それならばよろしい」 と言って日蓮聖人がもう一度、「南無妙法蓮華経」 と唱えたところ、岩がスーッと落ちてきた、と。こういう話が日蓮聖人の伝記の中に残っております。 (法華経霊力で開運する。たちばな出版参照)


追記、生涯、様々な法難を受けた日蓮聖人です。法華経の中に絶対性を確信していたからこそ、法華経に守護され、奇跡を発揮されたのです。 今もなお、霊界から強い波動で、法華経の行者をしっかり守護されていますよ。(西洲)


次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その2



2017 5 14 1

法華経は過去から未来永劫、変わりなく私たちに救いの手を差し伸べてくれます。


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十三の第二話です。


◎今は昔、葛川(かつらがわ)という所に籠もって修行する僧がいた。五穀を断ち山菜を食べ、何か月にもわたって熱心に修行していた。ある日、夢の中に気高い僧があらわれて告げて言った。「比良山(ひらさん)に仙人があって法華経を読誦(どくじゅ)している。汝すみやかにそこへ行き、かの仙人と縁を結ぶべし」

夢覚めてのち、僧はすぐに比良山に入って探したが仙人は見つからなかった。それでも何日間も熱心に探し求めていると、遠くからかすかに法華経を読む声が聞こえてきた。その声はたとえようもなく貴かった。僧は喜び勇んで東西に走りまわって探したが、声が聞こえるばかりで姿は見えない。さらに心を尽くして探していると、岩場に洞窟があることに気がついた。かたわらに生えている松の大木が笠のように洞窟の入口を覆っている。洞窟の中を見ると、骨と皮ばかりの体に青い苔をまとった一人の聖人が坐っていた。聖人が僧を見て言った。

「そこに来たのはどなたじゃ。ここはいまだかって人が来たことのない所じゃ」

「私は葛川に籠もって修行する者です。夢のお告げにより結縁(けちえん)のために来ました」

「汝、しばらく我れに近づかず離れておれ。人間の煙の気が目に入って耐えがたい。七日を過ぎてのち近くにこられよ」

僧は数十メートル離れた木の下に宿り、七日間過ごした。仙人はその間も昼夜、休みなく法華経を読み続けている。読経は貴くありがたく聞くだけで無始以来の罪障がみな消滅するように感じられた。見ていると鹿や熊や猿や諸々の鳥がやって来ては、木の実を仙人に供養している。仙人は一匹の猿に命じて僧のところにも木の実を持ってこさせた。こうして七日を過ぎてのち洞窟に近づくことができた。

仙人が言った。

「我れはもと奈良興福寺の僧にして名は蓮寂(れんじゃく)という。法相宗(ほっそうしゅう)の学僧として法門を学んでいたとき法華経を拝読し、『汝もし法華経を取らざれば後に必ず憂い悔いるだろう』 という一文を見て初めて菩提心を発した

さらに、『寂寞(じゃくまく)として人声無きところでこの経典を読誦すればそのとき我れ清浄光明なる身を現わさん』 という文を見てより、永く本寺を出、山林に入って仏道を修行し、徳を重ね功至り自ずから仙人になることを得た。

今は前世の因縁によりこの洞窟に住している。人間界を離れて後は法華経を父母とし、戒律を身の守りとし、法華一乗を眼として遠くの世界を見慈悲を耳として諸々の音を聞き心で一切のことを知る。また兜率天(とそつてん)に昇って弥勒菩薩を見たてまつり諸処に行きて多くの聖者に近づく天魔波旬(はじゅん)も我が近くへ寄らず怖れも災いもさらにその名を聞かず仏を見法を聞くこと思いのままである。

この松の木は笠のごとし。雨降るといえど洞窟の前に雨来たらず、暑きときは陰でおおい、寒きときは風を防ぐ。これは自ずからこうしたものじゃ。汝がここへ尋ね来たのもまた宿縁無きにあらず。されば汝ここに住して仏法を行ぜよ」

僧はこの言葉を聞き、仙人を敬うとともに、その生き方を好もしく思ったが、自分にはとてもその生き方はできないと思い、あつく礼拝し帰り去った。仙人の神通力により僧はその日のうちに葛川に帰りついた。同行(どうぎょう)の僧にこのことをつぶさに語ると、聞いて貴ぶこと限りなかった。真心をこめて修行する人はこの仙人の如くなれると語り伝えている。 


今も昔も、法華経の霊験は素晴らしいですね (^^)/ (西洲)


次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その3



2017 5 21 白蓮

法華経の威力、第二弾。観音さまも法華経を弘めることに必死です!


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十二の第廿八話です。


◎肥後(ひご)の国に一人の書記官がいた。ある日、急な用事で、早朝から馬に乗って家を出たのだが、どういうわけか道に迷って広い野原に出てしまった。一日中歩き、日も暮れたころようやく家を見つけたので、道を訪ねることにした。声をかけると不気味な女の声で「どうぞお入りください」という。「いや、道を教えてくれるだけでいいのです」と言ったのだが、恐ろしい気配を感じ始めたので、男は逃げ出した。

女は追いかけてくる。見ると、背丈が家の高さほどもある鬼女ではないか。目と口から雷のような火を出して、大口を開けて追いかけてくる。その恐ろしさに気を失いかけたが、必死になって馬にムチを当てて走り去ろうとした。しかし、馬がついに倒れてしまった。もう少しで捕まるというときに、墓穴を見つけて中に入ったが、馬は逃げられず鬼女に食べられてしまった。

絶体絶命。だが、鬼女は外でこう言うのだった。「この男は今日の自分の食事になるはずのもの。それを横取りするとはひどいではないか。なんということをする!」 これに答えて穴の中で声がした。「いや、この男は私の今日の食事だ。お前は馬を食べたからいいではないか」 男は思った。どうやら、この穴も鬼のものらしい。どっちにしろ、この命はもう助からない。ああ観音さま..........

外の鬼女は、何度も不平を言ったが、中の声は許さなかったので帰っていった。男はいよいよ自分が食べられると思ったところ、中の声は意外なことをいう。「お前が日ごろ熱心に観音を念じたので、鬼の難から逃れることができたのだ。これからは「法華経」を受持し読誦しなさい。そもそも、私をだれだと思うか」

「いえ、わかりません」

「その昔、ある聖人がこの近くに卒塔婆(そとば)を立て、中に「法華経」を納めた。今は、卒塔婆も経典も朽ち果てたが、ただ妙法蓮華経の¨¨ の1字のみが残った。その1字こそが、私なのである」 男は喜んで家に帰ると、以後「法華経」を熱心に受持する生活を送った。

これをもって¨¨ の1字にすら、限りない功徳があることは明らかである。


次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その4



2017 5.28

死んだらだれもが、閻魔法廷で裁かれますが、法華経の行者には、閻魔大王様は別格扱いです!


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十三の第六話です。


◎摂津(せっつ)の国の豊島郡(とよしまのこおり)に多多院(たたいん)というところがあった。一人の僧が住み、山林に交わって仏道を修行していた。また、日夜「法華経」を読誦して年を重ねていた。つまり、聖人(しょうにん)ともいうべき存在である。

この修行を貴く思った一人の男がおり、食べ物などを運んでいつも助けていた。そのうちに、男は病気になり、やがて死んでしまった。家族らは死人を棺に入れて木の上に置いた。5日後、なんと中から叩く音がする!恐ろしくてだれも近づけない。だが、もしや蘇(よみがえ)ったのではないかと思い棺を下してみると、本当に男は生き返っていたのである。

奇妙に思って家に連れ帰ると、男は妻子に向かってこう言った。「私は、死んで閻魔(えんま)大王のところへ行った。すると、大王は帳面を見たり、札を見たりしていろいろ考えたあと¨お前は罪業が重いので地獄へ行くべきなのだが、この度は許して元の国に返してやろう¨ なぜなら、「法華経で修行する僧を助けているからだとその功徳は限りなく生き返ってさらに聖人を助ければあらゆる諸仏を供養するより価値があるとも言うのだ。それで人間界へ帰れることになったのだよ。

この言葉をもらい閻魔大王の館を出て人間世界へ戻る途中、すばらしい仏塔を見た。荘厳さは言葉ではいいようもなかった。ところが、私が助けているあの聖人が、口から火を吐いて塔を焼いているではないか。そのとき虚空(こくう)から声があって、¨この塔は、僧が「法華経」を読誦して見宝塔品(けんぽうとうほん)にいたったときに出現した塔である。しかし、僧は自分の弟子たちにつまらない怒りをぶつけているその怒りの火でせっかく出現したありがた仏塔を自分で焼いてしまっている。お前は、帰って僧にこのことを告げよ¨ と言った。この話しを聞いたかと思うと私は生き返ったのだ」

妻子は、この話を聞いて限りなく喜んだのだった。その後、男は聖人である僧のところへ行ってこの冥土(めいど)の話をすると、僧は大いに恥じたのだった。そして、その後は弟子たちと別れ、ひとりで住んで一心に「法華経」を読誦する生活に入った。男は、このありさまを見て、いっそう聖人を助けることに努めた。聖人は、何年も経て寿命が尽きるときに、身に病気がないまま、自然に「法華経」を読誦して亡くなった。

それにしても、聖人といわれる僧でも怒りの心は起こすべきではないということを人々は知ったのである。


次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その5



2017 6 18

法華経の神通力で目に奇跡が.......


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十三の第廿六話です。


◎筑前(ちくぜん)の国に役人がいた。その妻は、目が不自由になってものを見ることができなくなってしまった。妻は、いつも涙を流して、そのことを悲しんでいた。だが、誠の心を起こして、こう思った。

「このうえは、ひたすら善行(ぜんこう)を積んで、後生(ごしょう)のことを頼みとするほかはない。「法華経」を一途(いちず)に読誦する日々を送ることにしよう」 ひとりの僧について、「法華経」を習うことにした。そして数年がたった。

ある日のこと、夢に貴(とうと)い僧が現れて告げるのだった。「お前は目の光を失う運命となったが発心(ほっしん)して法華経」を読誦することにより両眼(りょうがん)がただちに開くようになるであろう」 貴い僧は、手で妻の目をなでた。そこで、夢から覚めた。

その後、両眼は夢の僧が言ったように見えるようになった。妻は涙を流して喜んで、あらためて「法華経」の霊験あらたかなことを知って礼拝供養(らいはいくよう)した。また、夫、子息、親戚もこぞってこれを喜んだ。国の内外の人々も、この奇跡を聞いて法華経の力を敬(うやま)うのだった。

妻は、いよいよ信仰心を起こして、昼も夜も「法華経」を読誦するようになったが、これも当然のことといえるだろう。また写経(しゃきょう)にも励(はげ)んだということである。 (筑前の国の女、法華経を誦して目が見える物語より)


次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その6



2017 8 6

法華経により煩悩不浄の体を捨てて、清浄微妙なる身を得ることを喜びという。


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十二の第四〇話です。


◎今は昔、奈良県吉野の薊岳(あざみのたけ)という所に良算(ろうざん)持経者という上人がいた。上人は東国の生まれで、出家してからは穀物と塩を断ってもっぱら山菜や木の葉を食し法華経を信奉するようになってからは、他の行をやめて日夜に法華経のみを読誦し、つねに深い山の中に住み里に出ることはなかった。

上人はつねにこう思っていた。「この身は水の泡の如く命は朝露の如きものさればこの世のことを思い煩わず後世のために勤めよう

老いを迎えたとき故郷を捨てて吉野の金峰山(きんぶせん)に参詣し、薊岳に草庵を結ぶと、そこに籠もって法華経を読誦した。初めのうち山の鬼神たちは上人を惑わそうと邪魔をしていたが、上人が怖れることなく一心に法華経を読誦していると、やがて読経を聞くことを尊ぶようになり供養のために木の実草の実を持って来るようになったさらには熊や狐や毒蛇までもが集まって来た

また美しい衣服をまとった端正な容姿の女人が時々あらわれ、上人のまわりを回りながら礼拝して帰っていくのを幻のように見ることがあった。これは天女ではないかと上人は思った。

上人は山に住む人が食物を与えてくれても喜ばず、人がやって来て話しかけても答えず、ひたすらお経を読んでいた。眠っているときも眠りながら読経する声が聞こえていた。このようにして十余年が過ぎ、命終のときを迎えた。そのとき上人は血色がきわめて良く、笑みを含んでいた。それを見た人が問うて言った。

「上人、何故そんなうれしそうな顔をしているのです」

長年の貧乏の身が栄華を得て官位をいただくことになったどうして喜ばずにおられよう

この言葉を聞いたその人は、上人は狂気に陥ったのではないかと思った。

「栄華や官位の喜びというのは何のことです」

煩悩不浄の体を捨てて清浄微妙なる身を得ることを喜びというのだ

そう言って上人は入滅した。


追記、う~ん。私はまだまだ修行が足りません ( ;∀;) 西洲。



次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その7



2017 8 27

法華経の功徳は計り知れないです!


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第十三の第二四話です。


◎今は昔、世に一宿(いっしゅく)の上人と呼ばれる僧がいた。名を行空(ぎょうくう)といい、出家の後は住所を定めず、ひとところに二宿することなく、ましてや庵を作って定住することはなかった。そのため一宿の上人と呼ばれたのだった。

上人は若くして法華経を習い、昼に六部、夜に六部、合わせて毎日十二部、読誦することを欠かさなかった。また三衣一鉢(さんえいっぱつ)すら持たず、その他のものを蓄えることもなく、身に付けているのは法華経一部だけだった。

上人が修行して歩いているとき、もしも道に迷うことがあれば見知らぬ童子が現れて道を教えてくれた。水のない所であれば見知らぬ女が現れて水を与えてくれた。食べ物がなくて飢えれば食べ物を与えてくれる人がおのずと現れた。また法華経の功徳により、夢のなかに貴く気高い僧が現れて共に語らうとか高貴な俗人が現れて付き添ってくれるとかの奇特なことがつねに数多くあった。

そうして旅を続けていたので、五畿七道(ごきしちどう。日本全国)のなか至らざる所なく、六十余国のうち見ざる国もなかった。老いを迎えたとき上人は九州にいた。齢九十にして法華経を読誦すること三十余万部に達し、命終のとき「普賢菩薩と文殊菩薩がお出でになられた」と言いながら、貴い様でこの世を去った


追記、マジ、法華経の功徳は計り知れないと、私も実感しています。 (西洲)



次回につづく。


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法華経に関わる、こぼれ話 その8



2017 9 17

巧妙に神仏の姿に化ける、動物霊! 審神(さにわ)力が大切です。


※今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代末期の十二世紀初頭に成立した説話集である。1059話からなる大部の書物であり、インド、中国、日本の三国に分けて説話が記載されている。そのうちの89話に「法華経」霊験譚(れいげんたん)がおさめられている。今回、紹介するのは巻第二十の第十三話です。


◎今は昔、京都の愛宕山(あたごやま)に、長く修行を続けている持経者(じきょうしゃ)の上人があった。僧坊から出ることなく長年にわたり余念なく法華経を読誦していたが、智恵はなく法門を学んだこともなかった

その山の西に鹿や猪を射殺すことを仕事とする一人の猟師が住んでいた。猟師は上人をねんごろに敬い、しばしば訪れては折節に供養の品を届けていた。ある日、久しぶりに猟師が果物などを持って訪れると、上人はよろこび迎え会わなかった間の消息などを話していたが、急にひざを進めてささやいた。

「近ごろきわめて貴いことがある。長いあいだ余念なく法華経を読誦してきた霊験であろうが、最近、夜な夜な普賢菩薩が現れたまう。だから今宵はここに留まって拝んでいきなされ」

「それはきわめて貴いことでございます。拝ませていただきます」。そう言って猟師は寺に留まり、そっと上人の弟子の幼い童子に尋ねた。

「普賢菩薩が現れると上人は言われるが、汝も見たことがおありか」

「もちろんです。五、六度拝見しました」

「ならばわしでも拝見できるかもしれない」

そう思いながら猟師は上人とともに寝ずに待っていた。九月二十日すぎのことなので夜はたいそう長い。今か今かと待っていると、夜半過ぎと思われるころ東の峰のあたりが月が出たように明るく白くなり、あたりを払うように峰の嵐が吹き、僧坊の中も月の光が射し込んだように明るくなった。

見れば白く輝く菩薩が白象(びょくぞう)に乗って下りて来られる。その様は限りなく貴くありがたく、やがて菩薩は僧坊正面すぐの所に下り立たれた。上人は泣きながら恭しく礼拝し、後ろにいた猟師に言った。

「どうだ。そなたも拝みなされたか」

「まことに貴く拝みました」

と猟師は口では答えたものの、心の中で思った。「上人は長年法華経を読誦してきたのだから、菩薩が見えて当然かもしれない。しかしお経も知らない童子やわしにも見えるというのは実にあやしい。まことの菩薩かどうか試してみるのも、信心のためなら罪を作ることにはなるまい

そこで、とがり矢を弓につがえて強く引きしぼり、拝み伏している上人の頭越しに射かけてみた。矢はみごと菩薩の胸に命中し、とたんに火を吹き消すように光は消え失せ、大きな音をたてて何かが谷の方へ逃げて行った。

「こっ、これはいったい何をなされるのか」と泣き叫ぶ上人に、猟師がねんごろになだめるように言った。「お静かになされませ。合点がいかず怪しく思ったので試してみたまでです。決して罪作りなことではありませぬ」

しかし上人の嘆きは止まなかった。夜が明けてから菩薩が立っていたところを見ると、血がたくさん流れている。その血をたどっていくと一町ほど下った谷底に、大きな狸がするどい矢で胸から背中まで射抜かれて死んでいた。それを見てやっと上人の悲しみは消えた。

修行を積んだ上人といえど智恵のない者はこのようにたぶらかされる。殺生の罪を作っている猟師といえど、思慮があれば狸の化けの皮をはがすことができる。狸は人を化かすことができるかもしれないが、そのために命を失うなら化かしたところで何ら益なきことである。

追記、動物霊から波動を受ける世の霊能者や宗教指導者。特徴として、¨我こそは、我こそは、¨ です! 気をつけましょう。(西洲)


次回につづく。


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プロフィール

白蓮の香り

Author:白蓮の香り
白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。神界、霊界、人間界(魂.心.肉体)は綿密に繋がっています。少しでも多くの人々に真実を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨本物の法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

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