第14章 安楽行品 その6



末世
末世においては仏の教えを信じる人はほとんどいない




◎教えを弘める誓い................誓願楽行(せいがんあんらくぎょう)

最後に世尊は、文殊師利菩薩に対して誓願安楽行を説く。菩薩が末世(まつせ)の世の中で、まさしく教えが滅ぼうとするとき、「法華経」を受持する者はどんな心がけをもてばよいかが説かれる。「法滅」(ほうめつ)のときとは、中国の仏教史でいえば北周(ほくしゅう)の廃仏とか、最近では文化大革命のときの寺院の破壊のような時代である。こういう末世が到来したとき、「法華経」の教えを守るにはどうしたらよいか。まず在家者にも出家者にも大慈(だいじ)の心を起こさせるとともに、さらに菩薩でない人にまでも大慈の心を起こさせることが必要である。出家者だけでなく在家の人までもというところに「法華経」の強さがある。

菩薩でない人とは、自分の悟り、自己の救いばかり考えている人である。自分だけがよければよいと考えて生きていても、決して満足できるものではない。自分だけが救われればよいと思いこんでいる人に教えて、ともに大乗の真実の道を信じるようにしようと決心すること、それが誓願ということである。誓願というのは是非やろうと決心することである。こうやりたいという希望ではまだ弱い。必ずやろうという決心がつかないと誓願にはならない。

末世においては仏の教えを信じる人はほとんどいない。そのようなときに仏の教えを弘める。この誓願安楽行を果たすには、まず第一に仏の不生不滅(ふしょうふめつ)を信じることでなければならない。どんなときでも、どんな悪世においても、仏は自分と共にあるという確信が支えとなって、不退転の誓願行が可能となる。「法華経」を弘めるときにどんな迫害者が現れても、仏が説く人を守ってくれる。その理由を、

お経は、「この経は是(こ)れ一切の過去、未来、現在の諸仏の神力をもって護りたもう所なるが故(ゆえ)に」と記している。


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第14章 安楽行品 その5



意安楽行4
親に対する気持を仏に向ける




◎心の持ち方................意安楽行(いあんらくぎょう)

正しい言葉の使い方を説いたので、次に心の持ち方を説いたのが、意安楽行である。心の持ち方についての戒めとすればよい。

まず、「法華経」の教えを奉じるものは嫉妬心を持ってはいけない。自分より優れた人間に対して嫉(ねた)む気持ちを持つなということである。優れた徳ある人はおのずと周囲の人々ばかりでなく、天、竜、鬼神までも感動させるものである。このような尊い人に嫉みをおぼえ、謗(そし)ってはならないことを説いているお経もある。

他人にへつらったり、勝手なこじつけをして自分の心を欺いてはいけない。勉強でも稽古でも今日は風邪をひいたから、今日は寒いからと言って自分を欺くことが多い。人生の仕事に言い訳はない。どんなことがあっても言い訳は言うべきでない

また、「お前さんのやっていることは方向ちがいだ」とか「お前さんは怠け者だから到底だめだ」などと決して言ってはならない。何かをやりかけた時にこのようなことを言われると、どんな人でもやる気をなくしてしまうものだからである。

次に議論のための議論をして言い争いをしてはならない。それは不毛であるからである。議論して勝っても負けても、相手に怨みを抱くことになるからである。さらに「法華経」の行者は、あらゆる人々に対して大悲(だいひ)の気持ちを起こさなければならない。どんな人に対しても同情の心をもつべきであり、特に衆生の苦しみに同感し、同情し、その苦しみを救う気持をもつことが大切である。そして仏に対しては、自分の親であり、慈父であると思いなさいと説く。

仏が慈父であると思えば仏に対しておすがりしたいという気持ちになる。人間が、人間にすがるよりは、仏にすがるほうが尊い。それによって常に仏とともにあるということが実感されてくる。親に対する気持を仏に向けることが大切である。さらに菩薩に対しては、大師、すなわち大先生であると思う。仏が親なら、菩薩は兄である。菩薩を師として、菩薩が歩まれた修行の道をわれわれもまた歩んでゆこうとする。

最後に、どんな心で法を説けばよいかというと、平常の心で教えを説けという。どんな人に対しても同情の心をもって正しい仏道に入れてさしあげたい、と思って教えを説けというのである。そこに差別があってはならない。しかし説き方は相手によってちがうのは当然である。子供に対しては子供にわかるように、大人に対しては大人にわかるように、説き方はちがっても、説く態度は同じである。以上で教えを説くときの心のもち方、すなわち意安楽行を終わる。

教えを説いたり弘めたりするとき、同じ志をもつ者、すなわち同学の者が現れることは力強い。意安楽行を説いた最後にこのことを強調する。あれほどの迫害を受けた日蓮聖人も、経文に書かれているように、しだいに同学者である弟子もできてくる。それがまた日蓮聖人の志をいっそう強固にしてくれる。



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第14章 安楽行品 その4



人の話しを聞く
人の話を聴ける人に!



◎言葉の戒め..............口安楽行(くあんらくぎょう)

次に第二の口安楽行を説く。人の過ちや経典にけちをつけるようなことを説いてはならない。また「法華経」は大した教えを説いていないとか、できないことばかり説いているのだ、というようにお経のアラ探しをして、それを人に言ってはいけない。さらに「法華経」の教え以外を説く法師(ほっし)馬鹿にしてはならない。

さらに経文は、他人の良し悪し、長所、短所を言ってはいけないと説く。たとえ「法華経」の教えとまったく立場を異にする小乗の人に対しても、名指しで悪口を言ってはならない。また名指しで人を誉(ほ)めたたえることも慎むべきである。どんな人に対しても、あの人は好きだとか、あの人は嫌いだとかを言ってはならない。

このようなおだやかな心をもって人に接するならば、質問したり話しかけたいと思う人の心も自然にわかり、相手の心にも逆らわらないようになる。「人の話を聴く人」になることが大切である。

このような人は、人が疑問を抱いて質問したり、難問を発しても決して相手に逆らうことをしない。その人を決して軽んじない。下手な質問に対しても温かなな気持で答えることが必要なのである。

これが口安楽行にほかならない。


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第14章 安楽行品 その3



身延山

菩薩行を完成させるには、一歩一歩、登り進まなければ..........



◎いかに身をふるまうか............ 身安楽行(しんあんらくぎょう)その2

親近(しんごん)というのは、何か求めたり、利用したり、おもねる気持ちがあって、権力者や金持ちに近づくことである。

まず第一には、権力者である国王、大臣、役所の長官などに近づいてはならないという。原則として、何か利用する心や、へつらう気持ちで国王、大臣に近づいてはならないのである。

第二に、仏教以外の外道(げどう)や、邪法(じゃほう)を説く者や、つまらぬ文筆をもてあそぶ者、人のいうなりになる人や、何でも人の意見に反対を唱える「一言居士」(いちげんこじ)に近づいてはならない。

第三に、つまらぬ勝負ごと、拳闘や、相撲や力くらべ、魔術師などに近づいてそれに熱中してはならない。

第四に、生きものを殺す人に近づいて残忍性を助長してはならない。

第五に、自分だけの悟りを求める小乗の教えを奉じる比丘(びく)や比丘尼(びくに)に近づき、その教えを聞いてはならない。

第六に、婦人に教えを説く場合、相手にみだらな気持をおこさせるような態度をとってはならず、厳正な態度で教えを説かなければならない。

第七に、男性として適格を欠いた人になれ親しんでなならない。男根の欠けたものは出家者の資格のないことが律の規定にもある。

第八に、ひとりで他人の家へ入ってはいけない。もしどうしても行かなければならないときは、一心に仏を念じて、仏と二人で入ると考えなさい、という戒めである。

第九に、女性に説法するときは、なれなれしい笑顔で接してはならない。

第十に、稚児(ちご)のような美少年をそばにおいてはならない。

さらに経文は、第二の親近処を説く。それは静かな場所で瞑想にふけり、心を整えることが大切であると説く。第一の親近処では、具体的個別的にこういう人間に近づいてはならないとか、女と親しく交わってはならないとか、差別の世界について説いたのに対して、第二の親近処では、一切の平等、空無の世界を説いている。しかもこの差別と平等とは不二(ふに)であり、空無の平等の見方から、おのずとにじみでてきたのが差別の親近処なのである。


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白蓮の香り

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白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。神界、霊界、人間界(魂.心.肉体)は綿密に繋がっています。少しでも多くの人々に真実を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨本物の法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

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