きこりとさとり



2020 1 26
さとりを得るには


お釈迦さまの時代、インドの先進的な都市ヴェーサーリーに維摩という大富豪が住んでいた。彼は学識すぐれた在家信者であったが、大乗仏教の代表的な経典『維摩経』 の主人公としても有名である。
 ある時、光厳童子(童子とは修行者、または菩薩の意)が修行に適した静寂の地に道場を求めて、喧騒の街を出ようとして城門にきたら、そこで、折から城門に入ろうとしている維摩居士に出会った。

「どちらから来られましたか?」 と光厳童子が訊ねると、

「ウン、道場からだよ」 と、維摩居士が答えた。

「道場ですって?それはどこにあるんですか?」

“道場”と聞いて、光厳童子は弾んで訊ねた。

「直心是れ道場!」 これが、その返答だった。
直心とは、純一無雑で素直な心のことであり、直心なれば、喧騒の街頭もまた静寂そのもの道場なのである。

※きこりとさとり

一人のきこりが斧で木を伐ろうと、山深く入ったら、さとりという珍しい動物が姿をあらわした。きこりがこれを生け捕りにしようと思うと、さとりは直ちにその心を読み取り、

「俺を生け捕りにしょうというのかネ」 という。
きこりがびっくりすると、

「俺に心を読まれて、びっくりするとはお粗末な話だ」 という。
ますます驚いたきこりは、

「ええ、小癪な奴。斧で一撃のもとに殺してやろう」 と考えた。
するとさとりは、

「こんどは俺を殺そうというのか。いやー、おっかない」 と、からかうようにいう。

「こりゃーかなわん。こんな不気味な動物を相手にしておったんでは、めしの食いあげだ。こんなものにかかわらないで、本来の仕事を続けよう」 と、きこりは考えた。
するとさとりは、「俺をあきらめたのか。かわいそうに!」 といった。

きこりはこの不気味な動物を諦らむべく、再び元気をだして木を伐ることに没頭し、力いっぱい斧を木の根元に打ちおろした。 額からは玉なす汗が流れ、きこりは全く無心になった。

すると、偶然、全く偶然に、斧の頭が柄から抜けて飛び、さとりにあたり、おかげでさとりを生け捕りにすることができたという。

きこりの心を読み取り、きこりをからかった動物(さとり)も、無心の心までは読み取ることができなかった。

有名になろうとあせると、世間では「売名家」と、その心の裡を読み取ってしまう。自分だけ成績を挙げようとがむしゃらに努力すると、同僚から「点取虫」といって嫌われる。大儲けしょうともがくと、「がめつい奴」と軽蔑され、これではさとりという非凡な動物を捕らえることはできない。

売名や点取りや欲得を思わず、孜々として現前の仕事に没入する直心によってのみ、現前にあって人をほんろうする珍しい動物「さとり」 を、結果として捕らえることができる。
たとい山中深く入ったにしても、分別妄想がはたらく限り、静寂の境とはなり得ない。直心こそは静寂な修行道場そのものであり、また非凡なさとりの境地でもある。

「無罣礙」(むけいげ)、これは「般若心経」にでてくる言葉で、罣とは引っかけるの意。礙はさまたげる、さわり、障害の意。したがって「無罣礙」とは分別や妄想によって心が束縛されないこと。

そこに「直心」が現成する。 (佐藤俊明)

ひたすらに打ち込むことが「直心」につながるのですね。

まずは自分のなすべきことを…         (白蓮堂スタッフEさんより)

※孜々(しし)とは ............  学問、仕事などにいっしょうけんめい励み努力してやすまないさま。なまけないで熱心につとめるさま。


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素直に受け入れる



2020 1 19


まだまだ寒い日が続いていますね。

私は寒いのがとっても苦手なのですが、夏の盛りになれば「暑すぎる」と思いますし、わがままなものだと自分に苦笑してしまいます。

雨が降れば天気が悪い、からっと晴れた青空は天気がいい。

これも私の都合で決めた「良し悪し」。

本当は雨だけでも困るし、晴れだけでも困るはずなのですけどね…

人間関係もそう。いい人は自分にとって「都合の良い人」

お釈迦様の言葉に、

「過去を追うな。未来を追うな。過去はすでにすぎた。未来はまだやってこない」

というものがあります。

現在の物事をよくみて、グラグラしないで、今日なすべきことをただなせばいい、という意味です。

今をただ誠実に生きるんですね。

仏教では、「人生は苦しみである」 と言われています。生老病死や愛別離苦など、生きていればさまざまな苦しみがあります。でも私には分からない。なぜなら、生きているとけっこう楽しいこともある。苦しいこと、楽しいこと両方あって、半々ぐらいですかね。

自分に都合の良いことも、悪いことも、その時々で変わっていきます。

今日は晴れでよかった。今日は雨でよかった。いかに自分が自分勝手な生き物かと…

すべては天の計らい…良い悪いでなく「ありのままを素直に受け止める」 ことが大切だと思うようになってきた今日この頃です…

(白蓮堂スタッフ恵さん)から


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地獄とは?


2020 1 12



地獄界という世界が、どうして心の中に現われて来るかというと、それは毎日の生活において、心の瞋恚(いかり)の部分を表したものです。

これは、他人の言う事や働きが、自分の心に合わず不平・不満・不足の念を感じて、何故、自分だけこんな不幸な境涯なのだろうと考え、次第に瞋(いか)りの念が沸き起こり、瞋りの想念から、心の中に地獄を出現させてしまいます。このように、自分の考え方と違うものに対して不愉快を感じたり、考え方が自分中心であるため、自分と違うものを認めようとせず、みな不愉快だ。自分以外のものは一切気に入らない。一つも認めない。許さない。というような我儘な心持ちになり、自分の考えと、違うものを喜ばない気持ちが増長し、仕舞に瞋りを発してしまうようになります。

瞋りを発すれは、少なからずも、相手を敵にすることになってしまい、いずれは孤立し、ひとり寂しく誰からも相手にされなくなってしまいます。瞋りの気持ちが絶頂に達している時は、周囲の人たちも迷惑するもので、味方をする人が一人もなくなります。

当の本人は、親や子も、夫婦も、兄弟も、友達も、犬や猫まで、自分の回りにいるのは、みな敵だと思うような気持ちになってしまいます。人間のというものは、本来、家族や仲間と共にいたわりあって生きる。また、共に楽しみ、励ましがあったりするのですが、本来の姿を離れて一人ほっちになるということは、非常に寂しいことであり、苦しいことであり、辛いことです。

心の中は苛立ちと瞋りで、浅ましい心になるものです。不満や瞋りから自分だけ何故こんな目に逢うのかなどと考えたり、苦しさややりきれなさを感じて生活をしていると、心の中も境遇も自然に苦しみの世界に身を置く事となってしまいます。

地獄界の因縁として、五逆罪(五種のもっとも重い罪悪。)を、犯したものが落ちる世界といわれ、母を殺すこと。父を殺すこと。悟りを得た人[阿羅漢(あらかん)]を殺すこと。僧の和合を破ること。仏身を傷つけることの五つをいい、これを犯すと無間地獄(むげんじごく)に落ちるとされています。

また、十悪といって、身(しん)・口(く)・意(い)の三業(さんごう)で作る十種の罪な生活を送る者が落ちる世界が地獄界です。この世界に落ちる因縁は次のとおり。殺生・倫盗・邪淫の「身三」、妄語・両舌・悪口・綺語の「口四」、貧欲・瞋恚(しんに)・愚痴の「意三」をいいます。


怒りの心が地獄だということですね。

気持ちの持ち次第…

今日も幸せな気持ちで過ごすことを心がけましょう!

(白蓮堂スタッフ恵さん)から


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今、生きていること



2020 1 4 2


 
 人間に生まれること難し


  やがて死すべきものの


  いま生命あるは有難し



「法句経182」



生きとし生けるものの多い中で、人間として生を受けるということはなかなか稀なることであります。その受け難き人身を受けましても、この肉体の生命には限りがあります。今日「人生百年」といわれていますが、いくら長生きをされても、いつか必ず死がおとずれます。そのやがて死すべき生命が、今日まだ亡くならずに日暮らしができている。これほど有難いことはありません。

◎数年前、毎日新聞に読者の投稿がありました。

「幸せのはひふへほ」

は… 半分でいい

ひ… 人並みでいい

ふ… 普通でいい

へ… 平凡でいい

ほ… ほんの少しでいい

幸せって、人それぞれです。私は「今生きている」 それだけで幸せです。

お父さんお母さん、私を産んでくれて育ててくれて、ありがとう。

(千葉 17歳女高生)

幸せは人それぞれです。立派な家に住んでいても、幸せと思わない人もいます。小さな家に住んでも、幸せを感じる人もいます。彼女は「今生きている。それだけで幸せです」 といっています。それから、受け難き人身を授けてくれた両親に「私を産んでくれて、育ててくれて、ありがとう」 と、17歳の女高生が感謝をしているのです。

今ある生命を大切にして、一日一日一所懸命生きることが大切です。

(白蓮堂スタッフ恵さん)から


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プロフィール

白蓮の香り

Author:白蓮の香り
白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。“縁起を見るものは法を見る法を見るものは私を見る”(ゴータマ.ブッダ)この世で起こっていることは、全て因果の法則からなのです。あなたの存在、家族の存在、今の苦しみや障害も、前世からの因果の法則です。そのためにも、少しでも多くの人々に真実(宇宙の真理.法則)を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

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