第14章 安楽行品 その5



意安楽行4
親に対する気持を仏に向ける




◎心の持ち方................意安楽行(いあんらくぎょう)

正しい言葉の使い方を説いたので、次に心の持ち方を説いたのが、意安楽行である。心の持ち方についての戒めとすればよい。

まず、「法華経」の教えを奉じるものは嫉妬心を持ってはいけない。自分より優れた人間に対して嫉(ねた)む気持ちを持つなということである。優れた徳ある人はおのずと周囲の人々ばかりでなく、天、竜、鬼神までも感動させるものである。このような尊い人に嫉みをおぼえ、謗(そし)ってはならないことを説いているお経もある。

他人にへつらったり、勝手なこじつけをして自分の心を欺いてはいけない。勉強でも稽古でも今日は風邪をひいたから、今日は寒いからと言って自分を欺くことが多い。人生の仕事に言い訳はない。どんなことがあっても言い訳は言うべきでない

また、「お前さんのやっていることは方向ちがいだ」とか「お前さんは怠け者だから到底だめだ」などと決して言ってはならない。何かをやりかけた時にこのようなことを言われると、どんな人でもやる気をなくしてしまうものだからである。

次に議論のための議論をして言い争いをしてはならない。それは不毛であるからである。議論して勝っても負けても、相手に怨みを抱くことになるからである。さらに「法華経」の行者は、あらゆる人々に対して大悲(だいひ)の気持ちを起こさなければならない。どんな人に対しても同情の心をもつべきであり、特に衆生の苦しみに同感し、同情し、その苦しみを救う気持をもつことが大切である。そして仏に対しては、自分の親であり、慈父であると思いなさいと説く。

仏が慈父であると思えば仏に対しておすがりしたいという気持ちになる。人間が、人間にすがるよりは、仏にすがるほうが尊い。それによって常に仏とともにあるということが実感されてくる。親に対する気持を仏に向けることが大切である。さらに菩薩に対しては、大師、すなわち大先生であると思う。仏が親なら、菩薩は兄である。菩薩を師として、菩薩が歩まれた修行の道をわれわれもまた歩んでゆこうとする。

最後に、どんな心で法を説けばよいかというと、平常の心で教えを説けという。どんな人に対しても同情の心をもって正しい仏道に入れてさしあげたい、と思って教えを説けというのである。そこに差別があってはならない。しかし説き方は相手によってちがうのは当然である。子供に対しては子供にわかるように、大人に対しては大人にわかるように、説き方はちがっても、説く態度は同じである。以上で教えを説くときの心のもち方、すなわち意安楽行を終わる。

教えを説いたり弘めたりするとき、同じ志をもつ者、すなわち同学の者が現れることは力強い。意安楽行を説いた最後にこのことを強調する。あれほどの迫害を受けた日蓮聖人も、経文に書かれているように、しだいに同学者である弟子もできてくる。それがまた日蓮聖人の志をいっそう強固にしてくれる。



続きは次回…

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