第16章 如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)その3



道
信じたならば教えに打ちこまなければならない(一歩一歩、前に進む)
 


◎本仏(ほんぶつ)と迹仏(しゃくぶつ)

無限の長い時間より、仏が成仏してからはもっともっと長い時間が経過しているという。

我(われ)、成仏してより己来(このかた)、復(ま)た此(こ)れに過(す)ぎたること百千万億那由他阿僧祇劫(ひゃくまんおくなゆたあそうぎごう)なり。

仏が成仏してからの時間は始めも終わりもない。長いとか短いとかいう、人間のはからいを超えている。それは時間を超えているということである。すなわち絶対時間にいます仏なのである。時間的にも空間的にも限定を下すことができないのが、仏の生命なのである。

このように無限の過去から成仏している仏が、実はこの娑婆(しゃば)世界において説法教化(きょうけ)している釈迦であるというのである。娑婆世界は、われわれ凡夫が住んでいるこの苦しみに満ちた小さな世界、現実の世界である。無限の空間、すなわち大宇宙から見れば、小さな太陽系のなかの、そのなかの一つの惑星にすぎない地球などは小さいものにすぎない。この小さな地球上の人間の住むこの娑婆世界において、仏はまず説法教化したのである。われわれが教えを説く場合もまったく同じである。周囲にいる人を救うことができないで、どうして一切の衆生を救うことができようか

高遠な理想はもたなければならない。しかし実行となると、もっとも近いもの、もっとも小さいことから始めなければならない。どんな大事業であっても、学問や芸術であっても、一歩一歩と小事を積みかさねてゆくしかないのである。仏の説法もそれと同じで、まず娑婆世界から始めて、しだいに多くの世界の人々を教え導いてゆく。しかも無限の過去から未来にわたって、本仏である仏は、さまざまな形をした仏となって世の中に現れる。その現れた仏を迹仏(しゃくぶつ)というのであるが、たとえば然灯仏(ねんとうぶつ)となって現れたりもした。

また衆生の能力に応じてさまざまな教えを与える。しかも仏は衆生の信等(しんとう)の諸根の利鈍(りどん)に応じて教えを与えるというが、信等の五根とは(1)信根(しんこん)(2)精進根(しょうじんこん)(3)念根(ねんこん)(4)定根(じょうこん)(5)慧根(えこん)のことをいう。
(1)信根(しんこん)とは、信じる能力、ほんとうにありがたい教えであると信じることが大切である。単なる知的な興味で「法華経」を読んでみようというのでは、信根は涌かない。
(2)精進根(しょうじんこん)とは、信じたならば教えに打ちこまなければならない。一つのことに打ちこむのが精進である。
(3)念根(ねんこん)とは、思うこと、念ずること、心に留めておかなければならない。
(4)定根(じょうこん)は、心をしっかりと集中することである。どんなことがあっても信念を変えないことが定根である。さらに
(5)慧根(えこん)によって、智慧の光を照らして、自分のやっていることが間違いないことを確認することである。

仏は、われわれ衆生の五根の程度が深いか浅いかがよくわかっている。その五根の能力に応じて仏は教えをお説きになるのである。仏はさまざまな方便(ほうべん)をもって教えを説き、衆生に歓喜(よろこび)の心を起こさせる。教えを聞いて歓喜の心が起こるということは大切なことである。

次回に、つづく。


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

白蓮の香り

Author:白蓮の香り
白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。神界、霊界、人間界(魂.心.肉体)は綿密に繋がっています。少しでも多くの人々に真実を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨本物の法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

カテゴリ
最新記事
訪問者
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ランキング
ことわざ
Powered by www.seiku.net
白蓮堂からのことば!
仏像
今日の時事英語
トライしてみて!
誕生日占い
相性占い!
QRコード
QR