第20章「常不軽菩薩品」その3


身を避ける

真の達人は無用な争いはしない。逃げるのも仏法のため!


◎身を避ける

人間のなかにはいろんな人がいるものである。礼拝されたりすると喜ぶ人もいるし、反省する人もいる。なかには怒りを発する人もいる。とくに心が汚れた人は、礼拝されると、かえって腹を立てて悪口を言う。常不軽菩薩は深い人間愛からどんな人も礼拝するのであるが、腹を立てる人もいるのである。そんなことをするな、とけちをつける者もある。

多年の間、常不軽菩薩は、どんなに悪口を言われ、罵(ののし)られても、決して腹を立てず「お前さんは必ず仏に成れますよ」と言って歩いた。このようにいうと、ほんとうに腹を立て、怒り心頭に発する者がいる。怒り狂った人たちは、杖や瓦や石でこの菩薩を打った。するとこの菩薩は、これをよけて遠くへ逃げて行ったが、なお声高く「自分はあなたたちを軽んじません。あなたたちはみんな仏に成れるのです」と唱えていた。「常に」あなたたちを「軽んじない」(不軽)と言っていたので、この菩薩のことを「常不軽菩薩」といったのである。

とんでもないことをいう坊主だ、と迫害を加えると、常不軽菩薩は逃げてゆき、遠くからまた大声で言うのであるが、ここで大切なのは逃げるということである。常不軽菩薩はなぜ逃げるのか。それは大法のためである。仏法のためである。仏法を人に弘める使命感に生きたこの菩薩は、木や石で打たれるようなことはしないで身をかくし、遠くからあくまでも教えを説こうとしたのである。

不惜身命」(ふじしゃくしんみょう)という言葉があるが、不惜身命の覚悟で仕事でも学問でも、芸術でもひたすら行うものは、決して生命を粗末にはしないものである。体を大事にし不摂生(ふせっせい)を避けてただ一つの目的を達成するために生命がけで行うのである。仕事はすればするほど、自分の生命の長いことを願うようになり、生命が惜しくなる。

武道でも同じである。一芸に達した人は決して人と争うことはない。殺気を感じればこちらから身を避けるのである。無用の争いは一切することなく、自ら身を避けるのが、真の達人である。


次回につづく。


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