第21章 「如来人力品」その5



天台大師
天台大師が説いた「五重玄義」(ごじゅうげんぎ)とは。


◎この所こそ道場なり (その1)

仏は上行菩薩を始め人々にお告げになられた。「仏の人力はこのように不可思議である。自分はこの神力によってむげんの未来に向かってこのお経の口説くを説こうとしても、到底これを説き尽くすことはできない」と。
この「法華経」の中に説かれていることをひとつにまとめていうと、この経文の中には「如来の一切の所有(あらゆ)る法」と「如来の一切の自在の神力」と「如来の一切の秘要の蔵」と「如来の一切の甚深(じんじん)の事」の四つのことが説かれているという。

「如来の一切の所有る法」 とは仏がお悟りになった一切の内容をいう。法には教え、真理、規範というような意味があるが、ここではそのすべてを含んだ仏の悟りの内容をいうのである。「如来の一切の自在の神力」 とは、絶対の真理を悟られた仏は一切の衆生を救うために、自在の不思議なはたらきをする、それが自在の神力である。どんなところでも、どんな人に対してもそのはたらきをあらわすことができるので自在という。「如来の一切の秘要の蔵」 とは、仏はどんな場合にもどんな人にも教えを説くことができるので、いかなる教えもその胸の中にしまいこまれているというのである。「如来の一切の甚深の事 」とは仏が行なわれた一切の尊い修行のことである。事とは実行してあらわれたものをいう。仏が行われたことの一切である。

以上述べたことのすべてがこの「法華経」の中に説かれている。この「如来神力品」の短い経文を深く解釈したのが天台大師であり、この経文にもとづいて「五重玄義」(ごじゅうげんぎ)ということを説いている。五重玄義とは、妙名(みょうめい)、妙用(みょうゆう)、妙体(みょうたい)、妙宗(みょうしゅう)、妙教(みょうきょう)をいう。

妙名とはもっとも奥深い名のことで「所有(あらゆ)る法」にあたり、絶対の真理の内容をあらわす。妙用とは不思議なはたらきのことで、経文の「自在の神力」にあたる。次の妙体というのは仏がお説きになった内容をいい、経文では「秘要の蔵」という。妙宗とは仏の教えを手本として仰いで実行することである。「甚深(じんじん)の事(じ)」がそれにあたる。最後の妙教とは、「宣示(せんじ)顕説(けんぜつ)」のことで、仏の悟られたものが言葉で現れたものである。

これを五重玄義といい、教学ではむずかしい問題となるが、それはどうでもいいことである。要はこのなかで説かれている教えをしっかりと実行し仏の心を自らの心とすることである。そのために経文では、

是(こ)の故(ゆえ)に汝等(なんだち)、 如来の滅後に於(お)いて、 応当(まさ)に一心に受持(じゅじ)、読誦(どくじゅ)、解説(げせつ)、書写(しょしゃ)し、説(せつ)の如(ごと)く

と説かれる。しかもその修行は一心に行わなければならない


次回につづく。


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