釈尊と十大弟子、その11(優波離,うばり)



2018 4 1

身分が低いウパーリ(優波離)だったが、釈尊に認められて持律第一と賞賛されるまでなった。


◎ 釈尊の十大弟子........ 釈尊の率いる仏教教団には、聖者の最高の境地である阿羅漢果(あらかんが)の悟りを開いた弟子が500人いた。その弟子を中心に、多くの信者が集まり、仏教教団を構成委していったのである。「十大弟子」 と 呼ばれる人々は、その中核となって教団を支えた弟子たちのことを指す

☆持律(じりつ)第一 ウパーリ、別名を優波離(うばり)

※下級の身分ながら一途な信仰で教団の信任を得る


インドは、今も昔もカーストと呼ばれる身分階級制度が存在する。ここで紹介するウパーリ(優波離)は、カーストの中でも最下層のシュードラ(奴隷)という身分であり、釈迦族の理髪師であった。あるとき、王子アナルッダをはじめとする釈迦族の若者6人が、釈迦のもとへ弟子入りすべく出発した。彼らに付き従っていたウパーリ(優波離)も同行していた。道の途中、彼らはウパーリ(優波離)にいった。

「お前は、ここから帰りなさい」 ウパーリ(優波離)は迷った。このままおめおめと城に帰れば、なぜ彼らの出家を止めなかったのかと責められるに違いない。しかもウパーリ(優波離)は、彼らから渡された金銀財宝を手にしていた .......... 。これでは王の意に反するばかりか、自分は罪を問われて処刑されてしまうかもしれない。「だったらいっそ、自分も出家してしまおう」 ............. ウパーリ(優波離)は、城に戻らず、彼らより先に釈迦のもとへ走った

「世尊よ、私のような身分の低いものでも僧になれるのでしょうか」 釈迦は、ウパーリ(優波離)の必死さに打たれた。同時に、ウパーリ(優波離)の素直で一途(いちず)な性格を見抜いていた。釈迦は出家を許した。もとより、仏教教団はカーストを認めていなかった。まったく平等社会である。ただし、後から入った者は先に入った者に敬意を表さなければならないという、法臘(ほうろう)とよばれる規則があった。

さて、ウパーリ(優波離)に続いて6人の若者が到着した。釈迦は、彼らにウパーリ(優波離)を礼拝するよう促した。ウパーリ(優波離)よりはるかに身分の高い彼らはどうしたか。法臘(ほうろう)に従い、快く礼拝したのであった。当然のこととはいえ、カーストを考えれば画期的なことであった。

その後、ウパーリ(優波離)は教団内でめきめき頭角を現していく。とりわけ戒律に精通し、さまざまな事件を調停したことから、持律第一と賞賛されるようになったのである。 (釈迦の本(学研)、その他参照)


追記、これまで絶対だとしてきた身分制度から、法門の世界へ入った時に、「快く」礼拝したというところに、お釈迦さまの元では身分ではないということをウパーリも、6人の若者も感じたのだと思います。
現代社会では、肩書きや、学歴や資産などで人を判断してしまいがちですが、それにとらわれることなく、接することが大事だということに気づかせていただく話ですね。


次回につづく。


法華経の入手の仕方や方法は

※くわしくは、白蓮堂のホームページをご覧ください(^_^)v
 
↓↓

↓↓

法華経と共に! 白蓮堂 
http://www3.hp-ez.com/hp/magokoro18
 


コメントの投稿

非公開コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
プロフィール

白蓮の香り

Author:白蓮の香り
白蓮堂のブログにご訪問ありがとうございます。“縁起を見るものは法を見る法を見るものは私を見る”(ゴータマ.ブッダ)この世で起こっていることは、全て因果の法則からなのです。あなたの存在、家族の存在、今の苦しみや障害も、前世からの因果の法則です。そのためにも、少しでも多くの人々に真実(宇宙の真理.法則)を知っていただきたく思い仏教の中での最高峰の経典、「法華経」をご紹介させていただきます。私(渡辺西洲)が勧める¨法華経¨と出遭えたなら、あなたに、奇跡が起きます! 一人でも多くの人にご縁がありますように ....... (合掌)

カテゴリ
最新記事
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
訪問者
カレンダー
03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
ランキング
ことわざ
Powered by www.seiku.net
白蓮堂からのことば!
仏像
トライしてみて!
誕生日占い
相性占い!
QRコード
QR