第1章 序品 「法華経」の説く最高の真理その6



六波羅蜜
見返りを望まないことです



六波羅蜜菩薩の実践すべき六つの修行徳目

 波羅蜜とは、梵語パーラーミーターの音写語で、彼岸に至ることの意味で「度(ど)」と訳される。そのため、「六度」ともいう。

*(布施)…与えること。財施(ざいせ)…物を与えること。法施(ほっせ)…真理を教えること。無為施(むいせ)…安心をあたえること。
*(自戒)…戒律を守ること。
*(忍辱)…苦しみに耐え忍ぶこと。
*(精進)…たゆまず精進すること。
*(禅定)…精神を統一すること。
*(智慧)…正しい智慧を得ること。

この六波羅蜜の中で特に強調するのは、布施である。仏滅後の後に舎利を供養すること。
また それを祀る塔廟を作ることの重要性がとかれています。

いずれも慈悲の心を持ち、損得や地位、プライドなどの執着から離れ、清らかで安らいだ気持ちで自らの意思で喜んで行ってはじめて 行となります。

布施とは、一般的には お金や品物を捧げることをいいます。(財施)

財施や法施ができなくても、誰でもできるお布施を「無財の七施」といいます。

*眼施…人々に優しいまなざしを向けていくことです。
*言辞施…親切で温かな言葉をかけていくことです。
*心施…相手を思いやる心をもつことです。
*和顔施…優しい笑顔で人と接することです。
*身施…自分の体を使って人々に施すことです。奉仕作業やボランティア活動など。
*床座施…席を譲ることです。
*房舎施…家に人を招いてもてなしたり、泊まらせたりすることです。

布施をする上で大切なことは、見返りを望まないことです。見返りという、とらわれを捨て相手の幸せのみを願って行う布施行のみが、真の布施行となっていきます。 できることから、はじめてみませんか?

(注)世の中、自分への見返りを求めてばかりの人が多すぎです ^_^; 


では、続きは次回…


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